生後2か月の息子を、3日間乳児院に預けた話
息子が生後2か月のとき、保健師さんのすすめで市の乳児院に3日間預けました。当時の記憶は、ほとんどありません。眠れなかった日々と、雨の迎えの日。5年経った今、はじめて言葉にしてみます。
特性のある子どもとの日々を、ありのままに。
息子が生後2か月のとき、保健師さんのすすめで市の乳児院に3日間預けました。当時の記憶は、ほとんどありません。眠れなかった日々と、雨の迎えの日。5年経った今、はじめて言葉にしてみます。
シャワーが苦手な息子にお湯をかけるとき、手で温度を確かめている自分に気づきました。母が昔、私にしてくれていたことと同じでした。忘れていた記憶が、お風呂で急に戻ってきた話です。
父の日。義父には毎年、好きな麦焼酎を送ります。息子はまだ父の日が何なのかピンと来ていない様子。息子から見た夫はどうなのか。夫の変化を数えてみることにしました。
息子の名前は、夫がつけました。私にも候補はあったけれど、あえて言いませんでした。少しでも息子に愛着を持ってほしくて。わが家の「名付け」をめぐる、ささやかな作戦の話です。
眠れない新生児期、近所の小児科の先生が「少し休んで」と私を1時間ベッドで寝かせてくれました。生まれたころから支えてもらった地域の小児科への、感謝の話です。
8年かけて授かった息子。それでも私は、ひとりっ子で育てると決めました。発達凸凹の育児、40代の体、亡き母の生き方——たくさん迷った末にたどり着いた、わが家の選択の話です。
息子の「居場所」を探して、私立保育園から公立保育園、そして幼稚園へと何度も転園を考えました。申し訳なさと迷いの日々。さんざん悩んだ末に答えをくれたのは、今の園で笑う息子の姿でした。
長い不妊治療の末に授かった息子。でも、その子をいちばん喜んでくれるはずだった母は、もういません。「ばあばが生きてたらね」と、息子の顔を見ながら思う日の話です。
新生児の爪を切ろうとして、指を深爪してしまった。義両親の前で、血の気が引きました。「私、母親失格だ」と落ち込んだ夜。でも、そんな失敗もぜんぶ、母になっていく道のりでした。
8年間の不妊治療、体外受精7回。やめて2年後に自然妊娠して、40歳で出産しました。なのに——産んだ瞬間、不思議と実感がなかったんです。あの頃と今、5歳の息子を見て思うことを書きました。
「新生児期の記憶がない」って本当?私は本当でした。哺乳瓶拒否で完母、眠れない日々…大変すぎて記憶が飛んでいます。夫とのプチ喧嘩から振り返る、あの頃の話です。
春になると、胸がざわざわします。発達障害の子を育てていると「普通」って何?と考える季節。比べてしまう自分、もどかしい気持ち、ありのままに書きました。