息子は、シャワーが苦手です。

感覚過敏のせいか、お湯をかけるたびに鼻に入って怒ります。
少し泣くこともあります。

毎晩、気をつかいながらかけています。
シャワーのかけ方について、ある日ふと気づいたことがありました。

🚿 手のひらで、温度を確かめていた

シャワーを出して、まず自分の手のひらに当てる。
熱くないか、確かめてから息子にかける。

お湯が目に入らないように、後ろからゆっくり。
前髪のところには、手を置いて。

ぜんぶ母がしてくれていたことでした。

🛁 呼び出された、古い記憶

母が、小さい頃の私に同じことをしていました。
自分の手でシャワーの温度を確かめてから、かけてくれていた。

まったく思い出さなかった記憶です。

誰に教わったわけでもないのに、無意識に、同じことをしていた。
古い記憶が、お風呂で急に呼び出されました。

🌙 母が生きていれば

母は、もういません。

「お母さんも、こうやってくれてたよね」
生きていれば、語れた話でした。

生きていれば語れたのに、と思うと、少し切なくなります。

それでも、母がしてくれた感覚は残っていました。
私の手のひらの中に、母がしてくれたことが、そのまま。

🌸 子育ては、面白い

シャワーを嫌がる息子がいなかったら、思い出さないままだったかもしれません。

忘れていた記憶を、子育てが呼び出した。
子育ては、生き直しのようで面白いと感じています🌸

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