子どもがお世話になっている、近所の小児科。
わが家は、息子が生まれたころからずっと通っています。
ワクチンも、急な発熱も、いつも頼りにしてきました。
今日は、忘れられない「ある1時間」の話を書きます。
眠れなかった、新生児のころ
息子が生まれたばかりのころ。
私は、ほとんど眠れていませんでした。
3時間おきの授乳、夜泣き、緊張。
頭はぼんやり、体はふらふら。
そんな状態で、息子を連れて小児科へ行った日のことです。
「お母さん、少し休んで」
診察のあと、先生が私の顔を見て、こう言ってくれました。
「お母さん、少し休んでいきなさい」
そして、病院のベッドで、1時間ほど寝かせてくれたんです。
息子のことは、その間みてくれていました。
たった1時間。
でも、当時の私には、何より必要な1時間でした。
目が覚めたとき、少しだけ、心がほどけていました。
地域の小児科に、支えられてきた
かかりつけの小児科は、予約制でもいつもいっぱい。
それだけ、地域に信頼されている証だと思います。
今年からは、スマホで受付・会計ができるようになりました。
会計待ちの時間がなくなって、ぐずる子を抱えての通院がぐっとラクに。
私が子どものころ通っていた小児科は、2年前に閉まってしまいました。
あたりまえに「ある」と思っていた場所は、ずっとは続かない。
だからこそ、今支えてくれる場所のありがたさが、身にしみます。
🌸 あの1時間を、いまも覚えている
あのころ、「夜、困ったら連絡してください」と言ってくれた方もいました。
実際に、夜泣きに限界がきて電話をかけた夜があります。
「折り返します」と言われて——折り返しの電話が来たころには、息子は寝ていました。
その着信音で、起こされて。
絶望的な気持ちになった記憶があります。
先生がくれた1時間を、いまも覚えているのは、
そういう夜も、あったからだと思います。
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