「支援学校の見学のご案内です」
保育園の園長先生から封筒を受け取ったのは、息子が年中の秋でした。
「え、もうそんな時期?」
就学先のことは頭の片隅にあったものの、まだ先のことだと思っていました。
特別支援学校への就学を検討する場合、動き出しは早めなのです。
支援学校の見学は、市の発達センターを通じて申し込みました。
支援学級の見学よりも、スケジュールが早く動く印象でした。
支援学校と支援級は、まったく別の場所
同じ「特別支援」の言葉がついていますが、まったく別の場所です。
| 特別支援学校 | 特別支援学級 | |
|---|---|---|
| 場所 | 独立した学校 | 小学校の中のクラス |
| 対象 | 障害が比較的重い子 | 一定の集団生活ができる子 |
| 特徴 | 少人数・専門の先生・送迎バスのある地域も | 一部を通常学級で・地域の学校に通える |
| 動き出し | 年中の秋〜冬と早め | 年長から |
支援学校:障害のある子だけが通う独立した学校
障害のある子どもだけが通う、独立した学校です。
少人数クラスで、専門の先生が手厚くサポートしてくれます。
送迎バスがある地域も多く、障害の程度が比較的重い子が対象になります。
支援学級:小学校の中にある特別なクラス
通常の小学校の中にある、特別なクラスです。
在籍しながら、一部の授業を通常学級で受けることもできます。
地域の学校に通えて、一定の集団生活ができる子が対象です。
支援学校のほうが、動き出しが早い
わが家で実際に感じたのは、動き出すタイミングのちがいです。
支援学校は動き出しが早く、年中の秋〜冬に見学や相談がスタートすることが多いです。
支援学級は年長になってから、就学相談と並行して見学・検討する流れでした。
わが家は年中の秋に支援学校の見学案内が届き、年中の1月に見学へ行きました。
支援学級は、年長の6月に見学しました。
特別支援学校の対象になるのは、5つの障害
特別支援学校は、障害のある子どもが通う学校です。ただ勉強するだけでなく、生活の中で困りごとを減らし、自立していく力を育てる場所です。
対象になるのは、次の5つの障害です。
🍀 視覚障害
🍀 聴覚障害
🍀 知的障害
🍀 肢体不自由
🍀 病弱(身体が弱い場合も含む)
「発達障害だから入れる・入れない」と単純に決まるわけではありません。お子さんの状態や必要なサポートに応じて検討されます。
昔の「養護学校」は、2007年に名前が変わった
少し前まで、「盲学校」「聾学校」「養護学校」と分かれていました。
2007年に、「特別支援学校」の名前に一本化されたのです。親世代が「養護学校」と呼んでいたものが、今の支援学校にあたります。
幼稚部・小学部・中学部・高等部があり、長く通えるのも特徴です。
静岡県には、本校27校・あわせて40校以上
静岡県の集計では、県内の特別支援学校は本校27校。分校・分教室をあわせると40校以上です(令和7年5月時点)。
いちばん多いのは知的障害に対応する学校で、本校と分校あわせて31校。ほかに、肢体不自由・病弱に対応する学校や、視覚・聴覚に特化した学校もあります。
静岡市・浜松市・沼津市・富士市など県内各地に設置されていて、多くの学校に幼稚部や高等部まであります。
地域によって、通える学校が決まっていることが多いです。
「自分の地域から通えるのはどこか」を確認するのが第一歩です。
就学までの流れ
調べてみると、おおまかな流れは次のとおりでした。
✅️ 年中〜春:情報を集める時期
✅️ 春〜秋:就学相談(市町村の教育委員会に申し込む)
✅️ 専門家との面談(複数回あることも)
就学相談では、お子さんの状態、必要なサポート、保護者の希望、専門家の意見をふまえます。
そのうえで、いちばん合う就学先を一緒に考えていきます。
「親が決めて終わり」ではなく、みんなで話し合って決めていく仕組みです。
🌸 まとめ
支援学校は、障害のある子どもだけが通う学校。
支援学級は、通常の小学校の中にある特別なクラス。
支援学校のほうが、就学に向けた動き出しが早い傾向があります。
支援学級の見学の様子は、支援学級の見学レポ|電話のかけ方・質問したこと・見るポイントにまとめました。
電話のかけ方から、教室で見たことまで書いています。
「え、もうそんな時期?」と焦った、私のような方の目安になれば嬉しいです😊
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