「靴、履きたくない!」
朝の玄関で、固まる息子。
出発の時間は迫っているのに、一歩も動かない……。
そんな朝、ありませんか?
うちの息子は5歳。自閉症スペクトラムの診断を受けています。
息子は、自分で靴を履きたい子です。
でも、うまく履けないと、癇癪になってしまう。
足を入れる部分が狭い靴は、特にダメ。
マジックテープが小さいものも、うまく扱えません。
「自分で、できた」にたどり着くまで、
わが家もずいぶん試行錯誤しました。
たどり着いた一足があります。
ムーンスターの「キャロット」シリーズ。
気づけば、何度もリピートしていました。
今回は、発達凸凹の息子との靴選びで学んだ「3つの条件」と、わが家ならではの工夫を紹介します。
🌸 条件1:足を入れやすい「ガバッと開く」マジックテープ
結論から言うと、いちばん大事なのは「自分で履けること」でした。
ひも靴は論外。
細いマジックテープも、うちの子には扱いにくい。
キャロットのベルクロ(マジックテープ)は、ベロごとガバッと大きく開きます。
✅️ 足がスポッと入る
✅️ 自分でテープを留められる
✅️ 「履けた!」に挑戦しやすい
広く開くベルクロは、息子が自分から手を出しやすい形です。
🌸 条件2:幅広・甲高でもゆったりの「3E」
発達凸凹の子は、足の感覚に敏感な子が多いといわれます。
「痛い」「きつい」をうまく言葉にできず、靴そのものを拒否してしまうことも。
わが家は「痛い」で靴を拒否した経験はありません。
でも、選ぶときは念のため、幅広を選ぶようにしています。
キャロットは幅広の3E設計。
甲高の足でも、ゆったり履ける形です。
🌸 条件3:履けると分かった靴は、同じものを選ぶ
一度「これなら履ける」と分かった靴は、買い替えのときも、できるだけ同じ形を選んでいます。
形が変わると、また一から慣れ直し。
✅️ 履けることが分かっている安心感
✅️ サイズ選びで失敗しにくい
🌸 わが家いちばんの工夫:かかとに「ヒモ」を縫い付ける
靴選びと並んで、わが家に欠かせない工夫があります。
靴のかかとに、引っぱる用の「ヒモ」を縫い付けること。
かかとにループがあると、指をひっかけてグッと引き上げられます。
自分で履くハードルが、ぐっと下がるんです。
使っているのは、100円ショップの手芸用のひも。
運動靴にも、上履きにも付けています。
靴を買うたびに、新しい靴へ縫い直します。
✅️ かかとを指でひっかけて引き上げられる
✅️ 100均の手芸ひもでOK
✅️ 運動靴も上履きも、買うたびに付け替え
もともとは、1歳から通った保育園の決まりでした。
公立保育園に移ってからも、担任の先生に相談すると「息子くんには、ヒモがあったほうがいいですね」とのこと。
今も続けています。
ちなみに——縫うのは、いつも夫です。
わたし、「裁縫が苦手」ということにしているので(笑)。
「パパのほうが上手だから」とおだてて、お願いしています。
夫もまんざらでもなさそうなので、わが家はこれでいいのです。
🌸 上履きもムーンスターでそろえました
園で履く上履きも、同じムーンスターのリトルスターに。
ひとつ気づいたのは、上履きは運動靴より1サイズ大きいほうが、足が入りやすいこと。
だから、わが家は運動靴と上履きでサイズを変えています。
✅️ 日本製
✅️ 2足セットで洗い替えできる
✅️ 外履きと感覚が近いので、園でも嫌がりにくい
🌸 まとめ:靴の「履けた!」は、小さな自信になる
発達凸凹の子の靴選び、わが家のポイントです。
✅️ ガバッと開くベルクロで、自分から挑戦しやすく
✅️ 幅広3Eで、ゆったり履ける
✅️ 履けると分かった靴は、同じ形をリピート
✅️ かかとに手芸ひもを縫い付けて、引き上げやすく
靴がうまくいくと、朝の玄関がひとつラクになります。
そして何より——
「自分で履けた!」の顔は、親にとってもうれしい瞬間です。
同じように靴で悩んでいる方の、参考になればうれしいです🌸