息子が生まれてすぐ、ジュニアNISAを始めればよかった。いまでも、少し悔しいです。息子は2021年生まれ。0歳のころの私は、自分の体もしんどくて、やることも多くて、投資どころではありませんでした。

気づいたときには1年たっていて、ジュニアNISAそのものが2023年末で終わりました。でも、2027年から、0歳から使える非課税の枠が戻ってきます。

💰 「こどもNISA」の名前は、金融庁の資料にありません

ニュースや証券会社のページでは「こどもNISA」「こども支援NISA」と呼ばれています。金融庁の資料を読みに行って、「あれ?」と思いました。その名前が、どこにも書いていないんです。

書いてあるのは、この一文です。

「つみたて投資枠の年齢要件を撤廃し、0〜17歳の間の年間投資枠及び非課税保有限度額を設定する」

つまり、新しい制度ができるのではない。大人が使っている「つみたて投資枠」を、0歳から使えるようにする。それだけの話でした。

「こどもNISA」は通称です。この記事でも、分かりやすいのでそう呼びます。

🍀 決まっていること

2025年12月の税制改正大綱に、こう盛り込まれました。

✅️ 始まるのは2027年(令和9年)から
✅️ 対象は0〜17歳
✅️ 年間の投資枠は60万円
✅️ 非課税で持てる上限は600万円
✅️ 買えるのは、長期の積立・分散投資に向いた一定の投資信託だけ

大人のNISAには「成長投資枠」があって、個別の株も買えます。子どもの枠には、それがありません。

金融庁の基準を通った投資信託を、コツコツ積み立てる。
それだけの枠です。

※大綱の段階の情報です。細かい運用は、これから政令・省令で決まります🍀

💰 引き出しは12歳から。しかも、子どもの同意が要ります

ここがいちばん大事なところです。12歳になるまでは、引き出せません。12歳以降は、引き出せます。ただし、3つ揃える必要があります。

🍀 使い道が、子どものためのものであること
🍀 子ども本人が「引き出していい」と同意した書面
🍀 親が、申出書を金融機関に出すこと

読んだとき、「子どもの同意」の一行で手が止まりました。親が「教育費に使うから」と勝手に下ろす設計ではない。12歳の本人が、はんこを押す。

そして18歳になると、そのまま大人の「つみたて投資枠」に自動で移ります。

「いつでも使える教育費の貯金」ではなく、「子どもに渡す長期の積立」に近い設計です。
家計の予備費とは、分けて考える必要があります。

🍀 ジュニアNISAと、どこが違う?

かつてのジュニアNISAは、株も買えて、2024年以降は自由に引き出せました。今度の枠は、買えるものが積立向けに絞られ、引き出しに条件がつきます。その代わり、18歳のあとも非課税のまま、切れ目なく続きます。

短く使うか、長く持つか。設計の思想が違います。

🌸 わが家は、満額で積み立てます

私はつみたてNISAを2018年から続けています。子どもの分をどうするかは、家計の表を作り直したときに決めました。年60万円、満額で積み立てる。

年60万円だと、600万円の枠は10年で埋まります。2027年から2036年まで。息子が18歳になる年に、大人のNISAへ自動で移る。

その年は、ちょうど大学に入る年です。1年出遅れた悔しさは、まだ少し残っています。

今度は、始まる年に間に合わせます🌸

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制度の細かい運用は、これから決まります。口座を開くときは、金融機関で最新の内容を確認してくださいね🍀

・令和8(2026)年度税制改正について―税制改正大綱における金融庁関係の主要項目―(金融庁・PDF)